部族民通信ホームページ 投稿 令和8年5月20日  発足開設元年6月10日
 
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蕃神(ハカミ)義男
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サルトル著 Critique de la raison dialectique 弁証法理性批判 5 (本稿最終)  
 

第一部Marxisme et existentialisme のまとめ 主体の座標

(本稿はYoutube動画の概要欄です)

2026521日)これまで表題で4回動画投稿したまとめです。この第一部に被さる共通題は「哲学の手法Méthodes de la philosophie」、この表現をもって本部は哲学、形而上(七面倒な)そのものに踏み込み、思考手順を論評している。サルトルの筆に上がるはヘーゲル、マルクス、キルケゴール。サルトルは自身をマルクスの「後継」と位置つけるから、これら哲人4学の思考からくりの関係が(サルトルによって)説かれる。主体(宇宙を動かす)は何か、対峙する客体とは。それは畢竟、モノ(歴史)か思想(弁証法か実存主義)か。思想への介在の組み込みを縦横に絡ませ、4哲を絡めた壮大な形而上宇宙が、我らの眼の前の図式として投影されている。 ヘーゲルとマルクス、両哲とも弁証法なる介在思考(médiation )を駆使して、モノ(歴史)真理を解き明かす。一方は思弁に介在が取り付き、片方は歴史劇を介在が演じる。両者が明かす主体とは前者はモノ真理、後者が唯物史となる。主体はいずれもモノ、精神・理性は客体に置かれる(思弁はモノの客体、歴史弁証法は唯物史の客体)。 キルケゴールとサルトルの関係を探れば、実存の客体に対峙する主体個の不調和は両者に共通。前者ではおののく主体が客体に向き合い、後者で己存在に向かう個は自由を渇望する。 弁証法と個の実存、これらが経糸でヘーゲル・マルクス、キルケゴール・サルトルを結んでいた。サルトルはマルクスの後継を画策したが、経糸(主体が唯物史と個認識で)結びつかない。そこで横糸をマルクスに絡めた。歴史弁証法での実際行動(praxis)を個、認識に置き換え主体にした、ここが「実存主義弁証法歴史」の始まり。部族民が述べる「マルクス主義と実存主義の融和」、このからくりをパワーポイントで図説した。パワーポイント(PDF化)