部族民通信ホームページ更新2022年7月31日   開設 令和元年5月20日 
 
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     部族民通信 哲学の章 ラカン精神分析のページ  
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ヒッキョー、思考と本質を説くのだ
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        精神分析主題の投稿(2022年令和4年4月~)  

ラカン精神分析セミナーが開かれたサンタンヌ病院(パリ)

ラカンとレヴィストロースの接点
(2022年4月15日)

ラカンとレヴィストロースの接点 上
第二作(Le moi dans la théorie de Freud et dans la technique de la psychanalyse,フロイト精神分析技法における「私」の扱い)に興味深い内容(III章)を見つけた。章題はL’univers symboliqueシンボル化の宇宙。副題Dialogues sur Lévi-Straussレヴィストロースについて対話とあります

 ラカンとレヴィストロースの接点 下
人が思想を形成する活動は思考する力(entendement)に端を発する。それは人の自発そのもの(先験)であるが、実はそこに勘違いが生じていて神の差し金が介在するのだとしたら。マスクを被る神に気づかないまま、人は騙されて入るのかもしれない。

ラカン(左)とフロイト(ネットから)

 ラカンとレヴィストロースの接点 番外 (マンテーニャのLeCalvaire紹介)

架上のキリスト、その周囲の人々の動き。放心、悲しみ、自慢、無関心、そして金銭交渉。この風景こそ神が見捨てた地上である。

ラカン精神分析学の位置、本文中、クリック拡大


 




セミナーIIの表紙(マンテーニャ作LeClavaire,部分)
   
続ラカンとレヴィストロースの接点(2022年5月1日)

続ラカンとレヴィストロースの接点 上
Anzieu指摘では嬰兒殺しや他の族民社会で認められている嫁の循環交換は「意思を持つ」社会が企画しているから、それは社会の望む仕掛け(究極律)であり、その結末は究極相となる。社会にfinalitéが見えてくる。これをラカンは真っ向から否定する

続接点 下
Mannoniの指摘は「社会は精神âmeを具有する」。この発言をラカンが「finalité論に繋がる」否定した。社会は主体sujetではない、象徴化能を入れる容器であるとの立場となる

 
ラカンは精神は究極相など持たぬと参加者に諭す
 メルロ・ポンティ
 精神分析現象学ゲシュタルト三題噺

精神分析現象学ゲシュタルト三題噺 上 それ(ゲシュタルト思想)が講演の筋たてでどの位置にあるかに君たちが気づいたかどうかは知らないが、Merleau-Ponty講演の一時において、標準原器の如く、彼をして現実に向き合わせていたのだよ
精神分析現象学ゲシュタルト三題噺 中 特質qualitéは色、形などの性状を持ち、それらが外界に表出する刺激、見てくれがsensと言える。現象学science d’apparaitreとは現れの科学とされる所以がここにある
精神分析現象学ゲシュタルト三題噺 下 精神分析はゲシュタルトと世界観、認識で大いに離反している。それを非分析的と非難するラカン思いこみが勢い余って (2022年8月15日投稿)

 
 著作セミナー連作は口語のタイプ起こしなのでおおむね易しい。しかし突然意味が分からない文節に出くわす。
 ラカン精神分析快楽の果 、繰り返し上下 (7月31日投稿)

ラカン精神分析快楽の果 、繰り返し 上 快楽原理を神経の自律とラカンが説明した。その運動は行ったり来たりに自動制御される。この動きをして「快楽頂点と最低水準の緊張」概念を打ち立てたフロイトに独創があり、それをして「循環弁証法」と名付けた

ラカン精神分析快楽の果 、繰り返し 下 
トラウマle trauma、固定la fixation、再侵入la reproduction、転移le transfert。これらは精神分析の学術用語となる。これらの概念を説明するに部族民は全くもって適任でないが、語感から受け止められる意味合いを頼りに挑戦するとトラウマは心傷、固定はそれを思い締め深層に...
 (左コラム続き)文節に出くわすーその難文を一回聞いて理解する参加者、聴衆は立派なレベルだ(フランスでは講義には資料などでない。聞き取るだけ)
 
キルケゴールは近代哲学の祖
 
ラカン精神分析によるキルケゴール解体 上 愉悦最上点と緊張下落は行ったり来たりの繰り返し« répétitive »を見せる。この自律運動をラカンは « dialectique circulaire »「巡回弁証法」なる言葉で表した(2022年8月15日)

ラカン精神分析によるキルケゴール解体 中 本質は叡智にあり、その源は天上界を過ごした心にあった。心が体験した風景、判断、思弁思索などを、人が気の付かないまま心に抱え込み、あるきっかけで「想起」される

ラカン精神分析によるキルケゴール解体 下 補遺
 実存主義を「近代哲学」としその核にサルトルを置く。幾分サルトルへの偏りは強いが哲学者側からの解釈で実存主義が語られ、キルケゴールの重要な立ち位置

 
実存哲学俯瞰図